【写真】ライブを盛り上げたゴールデンボンバーのメンバーら(提供=新月祭実行委員会)
【11・12月号掲載】金爆 秋の中芝沸かす 新月祭

 新月祭が10月21日に神戸三田、11月2〜5日に上ケ原、11月11、12日に聖和の各キャンパスで開かれた(10月22日は台風のため開催中止)。多くの学生、一般客が来場し、ゴールデンボンバーが登場した野外ライブを初め、さまざまな企画が秋のキャンパスを彩った。

 秋の中央芝生を盛り上げたのはビジュアル系エアーロックバンドのゴールデンボンバー。会場に集まった多くの観客を迫力のステージで盛り上げた。

 大歓声の中登場し「#CDが売れないこんな世の中じゃ」を披露。続く「抱きしめてシュヴァルツ」では喜屋武豊さんがステージ上でたこ焼きを作り、食べるというパフォーマンスで会場の度肝を抜いた。そしてアンコールでは自身最大のヒット曲「女々しくて」を熱唱。全10曲を歌い切り、観客を熱狂の渦に巻き込んだ。

 中央講堂で開かれた「K.G. AWARD ’17」もにぎわった。ノンジャンルのコンテストでダンスやアカペラ、ピアノなどさまざまな団体が登場。グランプリを獲得したのは美しい歌声を響かせた末永かりんさん(社会・1年)。会場に訪れた約630人の観客を魅了した。

【写真】結晶作りを楽しむ来場者ら(10月21日・神戸三田キャンパスで 撮影=新貝卓丸)

 学生だけでなく、子ども連れの来場客が楽しめる企画も充実していた。神戸三田では万華鏡や結晶作り、ペットボトルを倒すボウリングができる場所を用意。聖和ではスーパーボールすくいやバルーンアートが楽しめた。神戸三田に訪れた女性は「あいにくの天気だが、子どもも楽しんでいるようで満足です」と笑顔を見せた。

 新月祭実行委員長の永峰一樹さん(商・3年)は「例年より多くの人に来場してもらった。特に大きな問題もなく、たくさんの人たちに楽しんでもらうことができてよかった」と振り返った。