
【写真】合奏練習の様子(6月15日・音楽 練習場6で 撮影=新貝卓丸)
【7月号掲載】マンドリンクラブ 創部100周年
新学生会館の3階から美しいハーモニーが聞こえてくる。文化総部マンドリンクラブは今年で創部100周年を迎えた。月、木曜日の放課後と土曜日の日中に練習。大学内演奏会や関西11大学合同演奏会、病院や老人ホームでの依頼演奏会も行っている。
現在28人で活動しており、マンドリン以外にも複数の楽器のパートで構成されている。ギターやコントラバスに加え、フルートやクラリネットなどの管楽器も含まれているのが特徴だ。5月20日にいたみホール(伊丹市)で開かれた100周年記念演奏会では卒業生との合同演奏で、およそ870人の観客を魅了した。
例年、未経験者も多く入部する。マンドリンは新しく始めやすい楽器で、初心者でも日々の練習を積み重ねれば上達できるという。部長の岸歩実さん(法・3年)は「マンドリンという、あまり知られていないディープな世界を存分に楽しめるのがこのクラブの魅力」と笑顔で語る。
今後の目標として副指揮者の築紫陽菜(ひな)さん(商・3年)は「まずは秋の定期演奏会を成功させたい」と意気込む。定期演奏会は11月4日にあましんアルカイックホール・オクト(尼崎市)で開かれる。