【写真】2017年卒業生の就職先の業種別内訳 (キャリアセンター提供のデータから作成)
【7月号掲載】就職率 99・2% 売り手市場が作用か

 2017年学部卒業生の就職率は99・2%で、前年を0・7ポイント上回った。キャリアセンターの八木寛人さんは「現在の売り手市場が大きく作用しているのでは」と話す。〈関連記事3面〉

 17年卒業生の主な就職先の業種別内訳は「金融・保険業」が22・2%、「製造業」が18・5%、「教育・公益・その他のサービス業」が18・2%という結果になった。キャリアセンターが行っている内定企業の満足度調査では「大変満足」と「大体満足」の回答が96%を占め、満足度も高い。

 リクルートワークス研究所によると、18年卒業予定の全国の大学生・大学院生の求人倍率は1・78倍で、6年連続で増加している。しかし、従業員数5千人以上の企業の求人倍率は0・39倍と前年に比べ減少。さらに、関学大生の「金融・保険業」への就職率は前年に比べ1・5ポイント落ち込んでいる。「売り手市場ではあるものの、楽観視はできない」と八木さんは指摘する。

 16年卒生の就職活動から企業の選考開始時期が2カ月前倒しになり、「短期決戦」となった。キャリアセンターでは、キャリアガイダンスの開催や学生との個人面談などで就活を支援している。

 今年は3年生と博士前期課程1年生の希望者にも個人面談を実施。エントリーシートの添削や面接対策を中心に行い、利用者も多いという。

 早期のスタートを切るためにも八木さんは学生にキャリアセンターの利用を呼び掛けている。「就活で何か分からないことがあれば、気軽にキャリアセンターに来てほしい」と話した。