【1月号掲載】【サッカー】インカレ 無念の8強敗退
第65回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)が昨年12月7日から18日にかけて行われ、関西学院大は関西第2代表として出場した。一昨年インカレ初制覇を果たし、連覇を狙ったがベスト8でまさかの敗戦。昨季は圧倒的な強さで4冠を達成したが、今季はタイトルを逃した。
目標の日本一を達成すべくインカレに臨んだ関学は2回戦から登場。リーグ最終戦で阪南大から4点を奪い快勝した勢いそのままにゴールラッシュを見せる。リーグ得点王のFW出岡が4得点を挙げる活躍をみせ5︱0で、専修大を下した。
準々決勝では日本体育大と対戦。後半、先制点を奪われるも、出岡がすぐさま同点ゴールを決め、延長戦に突入。再三攻め続けたがゴールには至らず、PK戦の末に敗北を喫した。
総理大臣杯の出場やリーグ連覇を逃すなど不本意な結果に終わった今季。決定力不足と試合終盤の失点に苦しんだ。しかし、シーズン終盤には多くの得点が生まれ、粘り強い守備も見られた。さらに、リーグ戦では多くの下級生が公式戦を経験するなど来季に向けて決して悲観的な内容だけではない。
今季はレギュラーの多くを4年生が占めていたため、来季の定位置はほぼ白紙状態。4年生の穴を補う新戦力の台頭が日本一への足掛かりとなりそうだ。