落語を演じている松山さん (提供=松山直樹さん)
【3月号掲載】落研松山直樹 学生で日本一

 落語の学生日本一を決める第13回全日本学生落語選手権が2月27、28日に長良川国際会議場(岐阜県岐阜市)で開催された。松山直樹さん(商・2年)が最高賞である「策伝大賞」を受賞した。

 「自分の中で一番意識していた大会だったので、授賞が決まったときは感極まって思わず涙を流した。授賞式で観客席から自分の名前を呼ぶ母親を見つけたときは、驚きと喜びを感じた」と松山さんは今回の選手権について振り返った。

 決勝は審査員により予選で選ばれた8人程度が出場することができる。予選では20分以上ある落語を制限時間の6分以内に収めることが一番苦労したという。本選では約1300人が来場し、松山さんは観衆に魅せる落語を演じた。

 松山さんは、2006年の「M 1グランプリ」を見てお笑いに興味を持ち、大学で落語を学び始めた。上方落語と現代の言葉のイントネーションの違いに慣れることが、一番苦労した点だったという。落語をするときは空間を意識し、聴衆がイメージしやすいことに重点を置いている。松山さんの落語は普段の自分を演技に取り込めることが特徴だ。「今後は夏にある『てんしき杯』で優勝することが目標」と次なる目標への意気込みを語った。