【1月号掲載】外交講座 法学部で開催
昨年12月15日に、法学部で外交講座が開催された。講師は外務省の渋谷尚久課長補佐(北米局日米安全保障条約課)。以前、国際法局国際法課に在籍していた渋谷氏は「国際裁判と日本」をテーマに、日本が関わった国際裁判について語った。
講義の中心として捕鯨裁判を取り上げ、これまでの日本の立場や、外交上の駆け引きについて、自身の経験をもとに解説。外交ツールとして国際裁判を活用することや、周辺国との関係構築の重要性を強調した。 聴講していた学生からは「日本と海外の文化の違いにどう対応するか」「安全保障関連法制の審議を実務家としてどのように見ていたか」などの質問が寄せられ、回答が行われた。