【特集】新入生注目! 次なるグローバル戦略とは?
世界で協働できる人へ

関西学院大は昨年スーパーグローバル大学に選ばれた。年々、関学のグローバルプログラムは拡大している。今後は関学生が留学に行くことのできる国や大学に加え、今までより国際交流の機会も増やす予定だ。

企画室の豊島美弥子さんは「日本にいてもいなくても、海外の人と仕事で交渉することになる。学生の皆さんには自分から踏み出して活動に参加する機会を生かしてほしい。プログラムはこれから増えていくので、積極的に情報を入手していただければ」と話した。

関学は社会人に求められるキーとなる3つの能力、「主体性」「タフネス」「多様性への理解」に注目。4年間で3つの能力を学生ひとりひとりが身に付けられる教育プログラムを開発し、社会に貢献できる人材の育成を目指す。

今までのプログラムとの大きな転換は3つある。1つ目はダブルチャレンジ制度。2019年度には全学生に課される制度だ。自分の学部での学びに加え、副専攻や実社会での活動など、自分の専門以外の分野にもチャレンジする。2つ目は海外留学や留学生と交流する機会の拡大。海外の協定大学への留学者を増やすことに加え、留学生の受け入れも増やす予定だ。今までよりキャンパス内での国際交流ができるようになる。3つ目は国際連合や外務省を目指す人たち向けのコースの増設。大学院で「国連・外交コース」という授業を開講。副専攻という形でゼミ型の授業をとることが可能だ。豊島さんは「日本一充実したプログラムになるだろう」と自信をのぞかせた。

今後は特に留学制度の拡大に向けて、学生の英語力向上や留学へのモチベーションをどのように高めるかが課題となる。

育てる世界市民

国際プログラム

関学が使命としている「世界市民」の育成。国際教育・協力センターでは、大学在学中に国際的な知識や経験を得ることができる豊富なプログラムや授業を用意している。

授業では「世界市民論」をはじめ、将来日本語を教えたいと考える人向けの授業となる「日本語教育基礎」や、世界各国から来日している客員教員による英語の授業を多数開講。さらに交換留学生のための授業では、英語で日本の文化や社会・経済などを学ぶ「総合日本学習コース」がある。交換留学生以外でも、TOEICやTOEFLなどの基準点を満たすと受講することが可能。日本にいながら留学しているような環境で学ぶことができる。

現在留学もさまざまなプログラムが用意され、参加可能な留学先や留学の種類が増えている。交換留学は語学留学とは違い、実際に現地の学生と共に自分の専門分野を学ぶ。さらに現地の大学に授業料を納めることなく、関学に納めている授業料で留学できるところが魅力だ。

他にも国連ユースボランティアや関学独自のプログラムとなる国際社会貢献活動などがある。国際協力や異文化交流に興味を持ち、実践したい人のためのボランティア活動が用意されている。

国際連携機構事務部の高橋朋子さんは「挑戦することを大切にし、参加できるものから参加してほしい。情報収集を行う際には、国際教育・協力センターのウェブサイトや募集要項を活用してもらえれば」と話した。

 

グローバル表