震災から4年
継続的な関係を

社会学部が2011年以降行っている震災復興ボランティアバスの今年の運行が、3月6日から10日にかけて行われた。

活動は、東日本大震災直後に関嘉寛(よしひろ)教授(社会学部)とNPO法人日本災害救援ボランティアネットワークの寺本弘伸常務理事が共同でボランティアバスを運行したことがきっかけだ。

当時、参加メンバーはまだ手つかずの状態だった岩手県野田村に入り、ボランティアに着手した。生活することで精一杯の現地の人々と馴染むことは容易ではなかった。しかし回数を重ね信頼関係が生まれ、今では年4回の訪問を楽しみにしてくれている。「若者が少ない町なので、大学生が来てくれることは、元気づけられる」という声も多いようだ。今回の訪問は、まち歩きや料理、さをり織りなど交流がメイン。参加した八代佳菜子さん(社会・2年)は「実際に行かないと気付くことができないことがあると分かった」と話した。

東日本大震災から4年が経ち、瓦礫の撤去は進んだ。しかし、被災地で暮らす人の「心の復興」には、時間がかかる。被災者が最も心配しているのは、自分たちが見放されてしまうこと。「被災者に関心を寄せることが大切。気になったら声をかけて欲しい」と関教授参加を呼びかけた。