
出稿日:2015年1月24日
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【谷本美結・中野遥】
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▽甲子園ボウル
第69回毎日甲子園ボウルが昨年12月14日、甲子園球場で行われた。日本大(東日本代表)と関西学院大(西日本代表)での戦いとなった今大会は、55—10で関学が勝利。4年連続27回目の甲子園ボウル優勝を果たした。
2年連続で伝統の赤と青の対決となった今大会。KGブルーに染まったスタンドの応援を背に先制したのは関学だ。試合開始早々にRB橋本誠(商・2年)がTDを決めた。続く第2Qでは主将のRB鷺野(商・4年)が躍動した。ボールを受け取るとそのままランで3本目のTDを決め、さらに相手を突き放す。その後10点を返されるが、関学もFGを決め31—10で前半を終えリードを守った。後半は相手に得点を与えることなく関学が攻守ともに圧倒的な力を見せつけ、55—10で勝利した。試合後、鳥内監督は「勝てて本当にうれしい。RB2人や斎藤などよく走った。オフェンスを含め、できすぎだった」と満足そうにコメント。鷺野は「最初はどうなることかと思っていたが、勝つことができて今はほっとしている」と安堵の表情を見せた。
▽ライスボウル
第68回ライスボウル、関学—富士通が1月3日、 東京ドームで行われた。関学は24—33で敗北し、今回も社会人の壁を越えることができなかった。
立ち上がりからスペシャルプレーを用い、攻めの姿勢を見せた関学。10—20とリードを許して迎えた第3Q、RB橋本誠(商・2年)やWR木戸(国際・4年)がTDを決め逆転。第4Q開始すぐにもインターセプトを成功させるなど、攻守ともに社会人に引けをとらない戦いぶりを見せる。しかしその後は相手に巻き返され、惜しくも日本一の座を逃した。