
12月実施の日本酒カクテル講座にて(提供写真)
国際学部ゼミ 西宮から日本酒アピール
日本酒離れに歯止めを。
昨年5月、国際学部の木本圭一ゼミが「関学日本酒振興プロジェクト」を始動した。
同プロジェクトでは日本バーテンダー協会や西宮酒蔵ルネサンスと共催して、学生を中心とする来場者に新しい日本酒の飲み方を提示している。また、日本酒を飲みやすくアレンジした日本酒カクテルのメニューを開発したり、西宮市内のバーを貸しきっての本格的でお手頃な日本酒カクテル講座を開催するなど、活動の幅は広い。
国税庁の調査によると、日本酒の消費量は1970年代をピークに減少の一途をたどっている。若年層の酒離れが主な要因だ。同プロジェクト代表の安藤皇太さん(国際・3年)は「学生が多い西宮から現状を変えていきたいと思った」と活動を開始したきっかけを話した。
今後は1月19日から25日にかけて西宮市内のバーと協力し、1週間に渡り日本酒カクテルバルを開催予定だ。
安藤さんは「活動はまだまだ試行錯誤の連続だが、手応えを感じている。国際学部の学生として海外向けの商品開発も視野に入れている」と今後の方針を話した。