125周年を彩ったプロジェクションマッピング (12月21日・上ケ原キャンパスで 撮影=田添聖史)
125周年記念 プロジェクションマッピング 時計台にクリスマス映し出す

 プロジェクションマッピング実行委員会は昨年12月19日から21日までの3日間、時計台を使ったプロジェクションマッピングを上ケ原キャンパスで行った。この企画は125周年記念イベントの一環。関西学院大の創立とキリストの降誕をともに祝うものだ。イベントには3日間でのべ1万人が詰めかけ、夜の時計台を彩る映像を楽しんだ。

 日が沈んだころ、クリスマスをイメージさせる鈴やピアノの音色とともに約10分間のカウントダウンがスタート。カウントダウンが終わると、本編の映像が始まった。内容はクリスマスを祝うものや関学の歴史を振り返るもの。始めはランバス礼拝堂の写真とキリスト生誕を描いたイラストが交互に映し出された。次に時計台全体がクリスマスツリーに変化し、サンタクロースが出てくるなどクリスマスを彩る映像が流れ、人々を魅了した。

 その後、歴史のシーンに移ると映し出された数字が1から125まで増えていった。同時に過去の関学を振り返る写真と校歌の空の翼が流れ、長い歴史を振り返った。

 今回のイベントの見どころの1つが、インタラクティブパートという企画だ。観客がスマートフォンを使うことで映像を操作できる参加型のプログラム。スマートフォンで文字を打ち込み送信することで自分の打った文が時計台に流れるものと、ボタンを押すことで時計台に現れたメーターが増えていくものの2つがあった。プロジェクションマッピング実行委員会代表の小澤照さん(理工・3年)は「観客に実際に参加してもらうことで能動的に祝うことができる場を提供したかった」と話した。

 プロジェクションマッピングの取り組みは主に三田キャンパスの学生有志8人により7月から開始。「映像と建物を合わせることに苦労した」と振り返る。「しかし本番を終え、時計台という大きな建物に自分たちの作品が映り、作った自分たちも圧倒された。見に来てくれた人の『おお』という声を聞くことができ、やってよかったなと感じた」と充実した様子だった。

プロジェクションマッピング2