
出稿日:2015年1月21日
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【太田祥平】
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関西学生サッカーリーグは11月23日、全日程を終了した。関西学院大は最終節、すでに優勝を決めていた阪南大と引き分け、3位でリーグを終了。不本意な結果に終わった。
衝撃的な失速だった。夏の全国大会ではチーム初 のベスト4、天皇杯ではJ
1神戸を破る大金星を挙げ た。J2大分に内定した主将のDF福森やエースFW呉屋など、選手層の厚さからも多くの人が2009年以来となるリーグ優勝に期待を寄せていた。しかし、リーグ再開後は初戦の大阪体育大を下したものの、その後は4戦連続で勝利なし。なんとかチームを建て直し後期リーグ第4節、立命戦の勝利を機に6連勝を記録。2位に浮上するなどチームも一時は調子を取り戻した。
そのような状況で迎えた阪南大とのリーグ最終戦 は壮絶な打ち合いとなった。先制を許すも呉屋 のハットトリックで逆転。さらにMF池田のゴール で王者相手に一時はリードを2点に広げた。しかし ここから守備陣が踏ん張れない。不運な失点で1点 を返されると、さらに終了間際、阪南大FW河田のゴールで追いつかれた。この結果によりびわこ成蹊スポーツ大にも勝ち点で抜かれ3位でリーグを終えた。
「ハットトリックの喜びよりも、最後のチャ ンスを決めていれば勝っていたという悔しさの方が 大きかった」と呉屋。それでも「リーグでは3位だったが、まだ日本一になれるインカレ(全日本選手権)という舞台がある。インカレで引退してしまう4年生のためにも良い結果を出して終わりたい」。エースは悔しさを晴らそうと前を向いた。
関学はインカレ初戦の12月11日に江戸川区陸上競技場でIPU・環太平洋大(中国第2代表)と対戦する。