スーパーグローバル大学 採択

 関西学院大は今年9月にスーパーグローバル大学に採択された。スーパーグローバル大学とは、国の支援を受け、高等教育の向上を目的に世界レベルの教育研究を行う大学や国際化を主導する大学のこと。トップ型とグローバルけん引型の2種類がある。関学は実績をもとにして、さらに先導的な試みに挑戦する、グローバルけん引型に選ばれた。スーパーグローバル大学認定審査に申請した93校の大学のうちけん引型に採択されたのは24校。選定により、先10年間国から補助金が見込める。
 海外の大学との協定に基づく日本での学生海外派遣者数で、関学は現在日本で4位。関学の計画としては10年後の日本一を目指す。留学プログラムや語学教育などにも力を入れている。派遣者数で1位になるために、留学先の拡大を狙う。今年はアメリカやドイツ、オランダなどの大学と新たに協定を締結。派遣者数を現在の年間900人から2500人に増やす計画だ。また、国際NGOや外交官、国連職員などを目指すコースを用意する案もある。外務省国際機関人事センターと連携し、海外で活躍する関学生のキャリア支援にも努める。
 関学のスーパーグローバル委員岡田隆さんによると、関学が選ばれた理由は主に2つ。まず企画の方向性の一致だ。「国が考えるグローバル大学の理想と、関学の構想が近いのだろう」と岡田さんは話す。次に計画の確実性が挙げられる。「関学が示した目標はどれも適切で、明確なものを設定している。よって実現の可能性が高く文部科学省から信用を得た」という。岡田さんは関学が育てたいグローバル人材として「自分の能力を主張でき、物事に耐える能力を備え、異文化を進んで受け入れることができる人」を挙げた。