オリジナル刺しゅう入りの商品を販売(提供=ボランティアサークル「くじら」)
自転車移動で広めるフィリピンの現状

 関西学院大のボランティアサークル「くじら」はフィリピンの「パヤタス・ダンプサイト」周辺に住む女性が作った刺しゅう作品を販売、支援するイベント「PAKS14」を8月25日から31日まで行った。同志社大、立命館大のフィリピン支援団体と協力し、京都から西宮までを自転車で移動しながら活動を試みた。
 活動は2012年に始まり、今回が3度目。フィリピンのごみ山「パヤタス・ダンプサイト」周辺に住む女性の手作りの商品を扱っている。スーパーや商店街の一角を利用し、夜は教会や体育館などに寝泊まりした。販売したタオルやブックカバーなど一つ一つの商品にクロスステッチと呼ばれる刺しゅうが施されている。スイカやアクアリウムなどデザインはさまざまだ。売上金はおよそ58万円で、NPO法人「ソルト・パヤタス」を通して現地に届けられる。「くじら」の坂本栞さん(総政・1年)は「短時間でフィリピンのごみ山の現状を伝えることは難しかった。しかし、活動を続けることで多くの人にごみ山のことを理解してもらい、パヤタスを刺しゅうで有名な町にしたい」と話した。