サッカー部主将の福森直也さん
関学からJリーグへ

 

 関西学院大から来年Jリーガーが誕生する。サッカー部主将の福森直也さんだ。サッカー部で DFとして活躍する福森さんはJ2の大分トリニータへの加入が内定している。左足からの精度の高いキックや強い体が武器の選手だ。  

福森さんは小学1年の時に近所の友達の影響でサッカーを始めた。中学時代はセレッソ大阪のジュニアユースに所属したが試合に出られず挫折を味わった。高校時代は主将を務めたが、大学卒業後に幼稚園の先生になる夢を持っていた。 しかし大学入学後、現在J1のガンバ大阪でプレーする先輩、阿部浩之選手のサッカーへの取り組みに影響を受け、プロを強く意識したという。2月に大 分トリニータの練習に参加し、入団が内定した。サッカー部では「普段から誰よりも声を出すようにし、チームを盛り上げている。仲間と練習して支えられるなかで、人間性が磨かれた」と話した。チームは今年関西制覇を達成。さらに日本一を目指すチームを主将としてけん引する。