後半4分、SH湯浅がトライ(11月14日・長居第2陸上競技場で、撮影=原田雄人)
摂南大に快勝 三連覇へ向け、またも前進
関西大学ラグビーAリーグ第5節

 優勝を狙うには一つも負けられない関学。前半から積極的にトライを奪いにいき、相手に攻撃の余地を与えなかった。圧倒的な攻撃力でモールトライを2本も成功。次々と得点を重ね、関学ラグビーの強さを見せつけた。

 昨季に比べ、FWが弱いと言われていた今季のチーム。しかし試合を重ねるにつれ、下級生たちが力をつけてきた。主将の緑川は「FWの下級生が頼もしくなりました。自分も負けないよう頑張ります」と後輩たちの頑張りに笑顔。

 この日勝って、また一つ優勝の可能性に近づいた。大崎監督は「関学は見栄えのある派手な試合はできないが、一生懸命やるチームです。同志社戦を乗り越えて、優勝争いできるように」と次を見据える。
 
 果たして関西三連覇を成し遂げることができるのか。残る2節も関学ラグビーから目が離せない。

●関西大学ラグビーAリーグ第5節(11月14日・長居第2競技場)

関学 45 19-0 7

摂南大

26-0