2トライを挙げ、活躍したWTB長野(10月31日・キンチョウスタジアムで、撮影=田ノ上幸起)
優勝に希望つなぐ
関西学生ラグビーAリーグ第4節
 前半11分、SH芦田のトライで先制した関学。23分には今季の新戦力、NO8小原のたトライでリードを広げる。後半には副将、WTB長野が2トライを挙げるなどで追加点。「今日は(BK陣が)サイドでトライを取れた」と長野が話すように、BK陣がトライを量産する活躍を見せた。

 

 

 

 前節は今季Aリーグに昇格した近大に破れ、「(週の始めは)辛い気持ちを引きずった」と大崎監督。しかしチームでミーティングを重ね、限られた時間の中でやれることをやってきた。「(負けたことを)しょっても仕方ない。何より前を向くこと」。前節の反省を活かし、コミニケーションを取り合って、今節の勝利につなげた。

 

 

 

 1つ黒星はつけたものの、優勝の可能性はまだある。「(現在首位の)天理大とは最終戦。それまで1試合1試合を戦っていきたい」(大崎監督)。関西三連覇の夢に向け、もう負けることは許されない。

 

関学 35 14-7 19

大体大

21-12