【写真】逆転を許した蒔野(左)と小林祐の関学バッテリー (5月3日・阪神甲子園球場 撮影=田ノ上幸起)
先取点を守りきることができず
関西学生野球春季リーグ第5節1回戦

「4回だけ。あとは付録のようなもの」。そう話し、清水監督は肩を落とした。言葉通り、悔やまれるのは4回の守り。送りバントなどを俊敏に処理できず、さらに四球などで走者をためてしまい、逆転打を許した。

 先発の蒔野は変化球の制球に苦しみ、ストレートで攻めたところを関大打線に狙われた。「たまにはピッチャーも打たれる。先取点を取ったのに、守備側がもう少し助けてあげれれば」と大西主将。チームの守りのリズムを作ることができなかった。

 前回の試合で立命から7季ぶりとなる勝ち点を奪った関学。「優勝したい。関学を胴上げしたい」(大西主将)。今節で勝ち越せば、その可能性はまだある。そのためにも明日は絶対に負けられない。

●<関西学生野球春季リーグ第5節1回戦>(5月3日・<阪神甲子園球場>)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
関学 0 2 0 0 0 0 1 0 0 3
関大 0 0 0 4 0 0 2 0 x 6

【関学】●蒔野、ボイラン、小林正、岡地-小林祐
【関大】秋本、○吉川-永松