
【写真】訪れた客でにぎわう店内(撮影=稲垣祐希)
「香りでリラックス・見て感動・飲んでほっとする場所に」
甲子園口商店街で「花Cafe」を開店
出稿日:2009年11月4日
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【山田優里】
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地域活性化の他に、台湾の伝統茶文化の紹介を通じた国際交流や、女子学生による起業促進、日台大学間の友好関係強化が目的だ。学生らは、今年8月に実際に台湾まで調査に行き台湾茶について学いるだけあり、メニューは充実している。
カフェでは、台湾から仕入れた台湾茶、工芸花茶や、学生手作りの杏仁豆腐やマンゴープリン、豆乳花などの台北デザートも用意している。一番人気の工芸茶花は「金盞花」でお湯を注ぐとカップにマリーゴールドの花が咲く。
仕入れや料理はもちろん企画・運営はすべて学生で行われている。疲れた女性を癒したいとの思いが発案のきっかけのようだ。店長を務める中塚裕子さん(関学・3年)は「癒しの場の提供と同時に、若い世代にも台湾の良さを伝えていきたい」と話す。カフェは地域の人々との交流の場にもなっている。