学内最大の講義棟が完成
関学G号館 人間福祉学部など使用

 同館は本棟とラウンジ棟の2つの棟からなり、本棟は地上3階(一部4階)で、ラウンジ棟は地上2階、地下1階となっている。人間福祉学部の拠点となる本 棟には国際教育・協力センター、言語教育センターなどが移転し、ラウンジ棟1階には喫茶店「カフェ・ド・クリエ」とファミリーマートが入居、2階には食堂 のスペース不足を解消するためのラウンジがつくられた。地下1階には自転車を700台収容できる駐輪場が設けられた。

また、外観こそ関学伝統の赤い瓦屋根とクリーム色の壁だが、内部には障がい者のための多目的トイレやエレベーター、自動ドアなど、バリアフリー設備を備えており、福祉分野の学部にふさわしい構造だ。

平成22年の開設を目指す国際系の学部も学習拠点として同館の使用を予定しており、その一環として、ラウンジ棟2階にはグローバルラウンジ 「FUJITA GLOBAL LOUNGE」が設置された。留学生との交流を目的としており、ラウンジ内に日本語だけでなく英語、中国語、朝鮮語、ドイツ語、フランス語のニュースを見 られるモニターが設置されている。今後は国際交流系のイベント等で使用される予定という。