【9・10月号掲載】関西の女子大で1位に 実就職率年々増加

京都女子大は、『サンデー毎日』の「全国240大学『実就職率』ランキング」で26位にランクインした。関西エリアの女子大学では1位となった。
 実就職率とは、卒業生総数から大学院進学者を差し引いた数を分母としたもの。就職率と比べて分母が大きくなるため文部科学省が発表している数字よりは低くなる。
 京女大の実就職率は2014年卒で87・5%、2018年卒で92・9%、2019卒で93・9%と年々増加した。
 企業からのイメージや評価も高く、「いい人材が育つ大学総合ランキング」では42位になった。女子大に限定すれば、全国2位と上位に輝く。
  「大学取り組みランキング」のうち「授業の質の改善に熱心に取り組んでいる」で全国2位、熱意や主体性、チャレンジ精神を表す「行動力」、「地域の産業・文化に貢献している」の項目では全国女子大学1位となった。
 キャリアセンターの充実や、進路・就職課では公務員志望者向けの講座、企業の選考基準に用いられるSPIの対策講座を開設している。
 進路・就職課は「京女生は就活のセミナーやインターンシップへの参加率が高い。就職に関しての意識の高さが結果につながっている」と話す。
【川畑遼華】

一般企業就職者に占める割合
(京都女子大学ウェブサイトに基づき作成)

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