【9・10月号】掲載ゲストハウスで寄席 落研

京都女子大落語研究会が8月4日、ゲストハウス「紡 河原町二条」(京都市中京区)で寄席に出演した。主催は不動産会社「レ・コネクション」(京都市下京区)。京都大落語研究会と合同で演じ、地域住民らが訪れた。
 京女大からは女御亭卯三喜さんこと小口美代子さん(大文・3年)と藤乃家ぶったぎ瑠さんこと武士愛実さん(大文・3年)が出演。桂米朝の作品として有名な『近眼の煮売屋』、連続する早口言葉が特徴の『金明竹』を披露した。 寄席を終えて2人は「ゲストハウスでの公演は初めてで、緊張した」と話す。
 寄席は主催のレ・コネクションが8月17日にオープンしたゲストハウスを会場に使用。レ・コネクション運営事業部の大石彩未さんは京都女子中の卒業生。ゲストハウス周辺に高齢住民が多く、たくさんの人に興味を持ってもらいたいとの思いからなじみがある京女大落語研究会への出演依頼が決定したという。
 来場した男性(65)は「人物描写も良く、とても楽しかった」と語った。                         【川村嶺実】

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