【7月号掲載】学園内全域禁煙へ

京都女子大は7月1日から敷地内全面禁煙を実施する。

7月に改正健康増進法が一部施行されたことにより、全国の大学でキャンパス内全面禁煙の導入や受動喫煙防止の動きがある。

改正健康増進法は、教育施設内などの公共施設で原則施設内禁煙を定める法律。所定の場所以外で喫煙をするなどの違反をした者には罰則が科せられる場合もある。京女大ではこれまでも健康増進法や労働安全衛生法を踏まえ、館内禁煙を徹底してきた。D校舎前にあった喫煙所も昨年のD・E校舎の取り壊しと建て替えで撤去された。

 健康増進法は、「望まない受動喫煙」を防止するために制定された。国際オリンピック委員会(IOC)と世界保健機関(WHO)が五輪開催国に厳格な対策を求めたことを受け、改正健康増進法が昨年7月に成立した。東京五輪・パラリンピックが開催される来年4月1日には改正健康増進法が全面施行となり、公共施設以外も屋内禁煙が導入される。   【川村嶺実】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です