ミスキャンパス立命館2019のファイナルイベントが12月8日、KBSホール(上京区)で開催され、グランプリに中林奈々さん(経済・2年)さん、準グランプリに西尾ゆいさん(国関・2年)が選ばれた。ファイナリストの1人は一身上の都合でイベントを欠席した。
前半は各ファイナリストが華道や舞妓(まいこ)など、日本の文化を発信した。例年行われている「特技披露」は実施されず、今回は「挑戦披露」と題して初めて取り組むものや長年ブランクがあるものに挑戦した。後半には着物ファッションショーやスピーチが行われ、当日投票の後グランプリが発表された。
挑戦披露で中林さんはリボンを用いながらクラシックバレエを踊った。クラシックバレエは経験があったが、今回のためにリボンの操り方を練習した。西尾さんはギターに初挑戦。大原櫻子の「瞳」を弾き語り、観客の涙を誘った。
受賞後、中林さんは「今までの活動にもこの結果にも悔いはない。応援していて良かった、と思ってもらえる人になりたい」と話した。西尾さんは「悔しい。全力で挑んできたという自信はある。これからも挑戦し続けたい」と今後の意欲を述べた。
2人は3月に東京で行われる、全国の各大学のミスキャンパスからさらにミスにふさわしい学生を決めるコンテストに出場する。【二宮聡子】