福島県の魅力を伝えるために活動する「ふくしま食文化探検隊」が、「福島グルメの旅フェア」を立命館大生協の協力の下実施した。期間は11月17日から28日までの12日間。衣笠、びわこ・くさつ両キャンパスの食堂で、福島県産の食材を使用した福島に縁のあるメニューが、日替わりで提供された。
「ふくしま食文化探検隊」は文学部応用社会心理学のゼミに所属する有志学生の団体。今春から生協、NPO法人「福島屋商店」と共に本企画を練り上げた。期間中は「会津ソースかつ丼」や「ホッキ飯」、「喜多方ラーメン」など福島県内のさまざまな地域の食材を使った全10品のメニューを販売。また、メニューのいずれかを購入したレシートを専用の台紙に貼付し応募することで、希望した宛先へ福島の物産の仕送りができる「逆仕送RU」も好評だ。
代表の小坂祐貴さん(文・4年)は「試食の際には、福島出身の大学職員や地元民も太鼓判を押してくれたので、味には自信がある」と笑顔で話した。
今後は8月から進めている、福島の食を撮影しSNSで発信する「食文化探偵団」としての活動を予定。「僕らの活動で、少しでも福島のことについて考えるきっかけになれば」と小坂さん。立命生が福島という地と食について知る架け橋を目指す。