勇気ある挑戦 笑顔絶やさず全力で

「夢のよう、何と言えばいいか分からない」と5代目女王は感極まった。半年間の活動を振り返り、「自分一人ではグランプリを取れなかった。周りの支えがあったからこそ」と家族や友人、他のファイナリストへの感謝の気持ちを語った。


 今年で5周年を迎えたミスキャンパス立命館(以下MCR)。11月22日にKBSホール(京都市上京区)でグランプリ決定戦が行われ、山際友里奈さんがグランプリに輝いた。

 以前は自分のスタイルにコンプレックスを持っていた彼女だが、自分を変えたいという気持ちからMCRへの出場を決意した。「グランプリを取りたい」という思いで、今までの生活を見直しダイエットにも挑戦。半年間を全力で駆け抜けた。

 当日の自己PRでフリースローを披露。「3回中1回でも入れば票を入れて」とアピールするも、失敗。「もう1回だけ」と挑んだ最後のチャンスで見事ゴールを決め、会場を沸かせた。笑顔を絶やさない彼女に、観客は温かい声援を送った。

 MCRを振り返り、「こんな私でも挑戦できた。挑戦することの大切さを伝えたい」と話す。勇気を出して出場したMCRで彼女は大きく成長した。「文化体験で学んだ女性らしい所作や、京都や滋賀の魅力を大事にし、これからはグランプリの名に恥じないように行動したい」と新たな決意を掲げた。             

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