【7月号掲載】来場者でにぎわう 高槻キャンパス祭

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  「高槻キャンパス祭2019が5月26日に高槻キャンパスで開催された。地域住民や学生など約2500人が来場。学生らと来場者は交流を楽しみ、活気あふれる一日となった。

 高槻キャンパス祭は、総合情報学部祭典実行委員会が企画や運営を行う学生主体のイベントで、同学部のオープンキャンパスとして始まった。25回目となった今年のテーマは「Can Cam〜楽しさは無限大〜」。さまざまな「できる」ができる場所が高槻キャンパスであってほしいという願いが込められている。

 当日は、多様な模擬店やフリーマーケットが出店された。盛り上がりを見せたステージ企画では、さまざまな団体が歌や踊り、漫才などを披露。観客からは盛大な拍手が送られた。また、スケート教室なども実施され、世代を問わず多くの来場者でにぎわった。

 初めて参加したという大河寧々さん(総情・1年)は「とてもにぎやかで、想像以上に盛り上がって驚いた」と話した。           【前田絵理香】


大きな盛り上がりを見せたステージ企画(撮影=前田絵理香)

【7月号掲載】令和ゆかりの資料 図書館で特別展示

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 関西大総合図書館で特別展「新元号「令和」ゆかりの資料『万葉集』『文選』『和漢朗詠集』を中心に」が5月12日〜6月30日にかけて開催された。関大生のみならず、多くの卒業生や近隣の住民が訪れた。

 今回の特別展示は、同じく総合図書館にて実施されている本の企画展「平成丨11,070days丨」の関連行事として開催された。改元の機会に、普段は見ることが難しい「令和」に関する資料16点が並べられた。4月1日に「令和」が発表され、その3日後には「広瀬本万葉集」が素早く展示された。この「広瀬本万葉集」は1979年に百貨店の古書展で関西大第26、27代学長の廣瀬捨三が入手し、没後遺族から譲り受けたもので、非仙覚本系としては唯一の全巻揃った写本であるため資料的価値が高い。

担当者の鵜飼香織さんは「資料の説明は先生の協力を得て作成した。(令和に関する)展示だけを見に来た人も多く、展示室に人が溢れることもあった」と話した。    【古川拓磨】  

【7月号掲載】関大生制作キャンドル 大阪の街を照らす

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 梅田・茶屋町エリア一帯で6月1日、「1000000人のキャンドルナイト@OSAKA CITY 茶屋町スロウデイ2019」が開催され、有志の関大生が参加した。約700個のキャンドルを使用したキャンドルアートを制作し、来場者を魅了した。


森杏奈さん(左)と小林未南さん(撮影=岩崎奈々)

  同イベントは、「歩いて楽しいまちづくり」を推進し、茶屋町の新しい魅力を発信することを目的としていて、関西大を含め多くの企業や学校と協力して取り組んでいる。2005年12月から毎年夏期と冬期に開催され、28回目の今回は「令和」という新しい時代の幕開けに伴い「Celebration」をテーマにキャンドルアート25作品を展示。午後8時〜午後10時の間には企業の協力のもと周囲の店頭の電気を消し、ろうそくの灯りだけが街を照らした。

関大からもボランティアセンターの学生スタッフなど約30人が参加し「飛躍」というタイトルのキャンドルアートを制作した。カラフルなコットンボールや食紅を使用したキャンドルが飾られ、華やかなブースとなった。作品のタイトルについて、今回のイベントのリーダーを務めた森杏奈さん(政策・2年)は「大阪万博の開催も決定し、関大生が大阪の街の活気づけに果敢に挑戦していこうという意味を込めた」と語った。当日は年齢を問わず多くの人が足を止め、非日常的な空間を楽しんだ。ボランティアセンター学生スタッフの小林未南さん(社会・2年)は「完成までに大変なことはあったが、来場者にきれいだったと言われて純粋にうれしかった」と笑顔で話した。 【岩崎奈々】


キャンドルアート(撮影=岩崎奈々)

【3・4月号掲載】本の帯 自ら制作 書評など書店並ぶ

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 MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店では、1月16日〜2月15日に関大生が制作した本の帯と書評を活用した展示販売が行われた。初日には本の陳列体験やメッセージボードの制作なども行った。

 展示販売は特別講座「書評のススメ!」の関連企画として開催。17人の受講生は芝井敬司学長、紀伊国屋書店、丸善雄松堂によって昨春実施された読書啓発企画「新入生に贈る100冊」から本を選び、専門家の指導を受けながら本の帯や書評を制作した。

 同講座は丸善雄松堂、編集工学研究所、丸善ジュンク堂書店の協力を得て昨秋開講された、編集力を養う学習支援講座。読む力や書く力だけでなく、伝える力を身に付けることを目標としている。講座最終日は、作成の面白さや難しさなどの感想を発表し、今後の読者活動に役立てるため、意見交換を行った。

 講座に参加した、理工学研究科・博士前期の河内冬馬さんは「読者に読まれることを意識して書かなければいけないのが難しかった。」と語った。平田大祐さん(外国語・4年)は「専門家に直接教えてもらう良い機会だった。本の感想を自由に書けるのでとても面白かった」と話した。【岩崎奈々】

【3・4月号掲載】ムレスナティーはいかが?「hareiro」

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 関大前駅から徒歩4分の場所にある紅茶専門店「hareiro(ハレイロ)」。落ち着いた雰囲気が特徴でリピーターが多く訪れる。

 スリランカ産の最高品質の茶葉「ムレスナティー」を飲める店は日本でも数軒で、自家製パンやパンケーキとの組み合わせは抜群だ。学生はもちろん、地元の人々にも憩いの場として愛されている。

 おすすめのメニューは約50種から選べるムレスナティー(税込み600円〜)で豊富なフレーバーを楽しむことができる。ホットやアイスなどさまざまな形で注文することが可能だ。

 オーナーの久米崇さんは「お店で過ごすことでお客さんに晴れやかな気持ちになってほしい」と話す。ムレスナティーや自家製パンは店頭販売も行われている。定休日は水曜日で営業時間は午前9時〜午後7時。           【岩崎奈々】

【3・4月号掲載】本を笑いに変えて 小学生が漫才披露

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 堺キャンパスで2月16日、17日に「ドッカンショー!読書感想笑劇会」が開催された。地元の小学生が2人1組の計6組で、本を読んだ感想を作文ではなく漫才で発表した。

 同イベントは、関西大なにわ大阪研究センター特別研究『なにわ大阪「笑い」文化再検討』班が関西演芸作家協会に協力して開催。子どもたちの発想力や表現力、批判力を養うことが目的だ。

  16日は実際に読んだ本の感想を言い合い、出てきた言葉をもとに、プロの演芸作家らの指導を受けながら台本を制作。17日には保護者や先生ら約50人の前で漫才を披露した。漫画以外であれば読む本は自由で、図鑑などで発表を行った組もあった。

 関西演芸作家協会の中島廣治さんは「本の感想を漫才で表現することによって多くの疑問や発見を言いやすくなる。子どもたちの自由な発想を奪わないためにも続けていきたい」と語った。

 漫才を終えた小学生は「大勢の前で披露するのは緊張したが、とても楽しかった」と話した。            【岩崎奈々】

【3・4月号掲載】関大の歴史を博物館で 建築通して振り返る

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 関西大博物館で「関西大学と村野藤吾設計図・建築写真・絵画」展が1月28日〜2月28日にかけて開催された。建築に関心のある人のみならず、たくさんの人が訪れた。

 村野藤吾(1891〜1984年)は大阪を拠点に大正から昭和にかけて活躍した建築家で、代表作に世界平和記念聖堂(広島市中区)などがある。関大では、千里山キャンパスにある約40の建物を設計。そのうち約半数は現存している。

 展示は2015年度から4回目の開催で、今年度は村野が設計に携わり、昨年、大阪府指定有形文化財に登録された簡文館を中心に取り上げた。現在、簡文館は博物館として利用されている。簡文館の建物は旧図書館、円形図書館、増築棟の3部分から成り、指定を受けたのは、旧図書館と円形図書館の部分。円形図書館は村野の代表作の一つとして知られている。

 会場では、設計図をはじめ、写真家・多比良敏雄さんの写真、画家・松浦莫章さんの油絵作品などが展示され、簡文館の建設当時から現在に至る過程を振り返った。関大の卒業生も多く訪れ、昔の風景を懐かしんだ。村野が関大の建物を設計した際のこだわりや学生に対する思いが紹介され、関大の歴史と「村野建築」の魅力を感じられる展示となった。

 担当者の施燕(シ・エン)さんは「(展示を通して)たくさんの人に関大の建物の魅力を感じてもらえていたらうれしい」と話した。    【前田絵理香】

【1月号掲載】熱く議論し仲深める ZAC studio

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  梅田キャンパスを拠点に活動する団体「ZAC studio(ザック・スタジオ)」。現在、メンバーは29人で、子どもたちにプログラミング的思考を教えることが主な活動だ。

 ZACには、熱く(Zeal)行動する(Action)コミュニティ(Community)という意味が込められている。

 2020年に全国の小学校でプログラミング教育が必修化されることを受け、梅田キャンパスの職員が同キャンパスで開催するイベントに参加していた関大生に声を掛け、18年2月に団体が発足した。

 同団体はプログラミング教育ロボット「Ozobot(オゾボット)」を使い、不定期で子どもたちにプログラミング教室を開講している。企業などからもプログラミング教室開講の依頼を受けており、今後はさらに活動を広げる予定。代表の杉原喜一さん(総情・3年)は「学生がプログラミングを学ぶだけでなく、アウトプットする場があるのはいいこと。子どもたちから学ぶことも多い」と語る。

  18年8月に関大イノベーション創生センターが主催のビジネスコンテストにも出場し、優秀賞を受賞するなど多方面で活躍。学生同士で社会問題や自分のアイデアを熱く議論し、仲も深まっているという。杉原さんは「応援してくれる人のためにも、活動を広げたい」と話す。  【前田絵理香】

熱い議論を繰り広げるメンバーら(提供=ZAC studio)

【1月号掲載】防災広める近藤ゼミ ぼうさい大賞受賞

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 優れた防災教育や防災活動に取り組む子どもや学生を顕彰する平成30年度の「ぼうさい甲子園」で、社会安全学部の近藤誠司准教授のゼミがぼうさい大賞を受賞した。継続的に行っているさまざまな防災活動が評価され、29年度の優秀賞などに続き、4年連続の入賞となった。

 主に防災とメディアについて学ぶ近藤准教授のゼミでは、全国各地でフィールドワークを実施しており、18のプロジェクトが行われている。神戸市立真陽小学校では、昼休みの校内放送や防災版学校だより「ぼうさいタイムズ」を用いて、防災情報を発信。ぼうさいタイムズには同小学校へ通う外国人の児童や保護者に向けても防災情報を伝えるため、ベトナム語や韓国語などで表記されたコーナーを作る工夫をしている。

 京都府京丹波町では、地元のケーブルテレビと協働して、火の用心を呼び掛けるテレビCMを制作。友好関係のある福島県双葉町に「だるま1000プロジェクト」と称して、復興への思いを込めた折り紙で作られただるまを届けるなど、さまざまな活動をしている。

 押井菜摘さん(4年)と吉田周平さん(4年)は「ぼうさい甲子園は、活動を頑張る中での一つのモチベーションだった。ゼミ生全員が継続的に行ってきた活動が評価されてうれしい」と話した。

   近藤准教授は「外国人や子ども、障害がある人など、一人一人に合った防災をさらに考えていきたい」と語った。  【前田絵理香】

近藤准教授のゼミ生ら(提供=近藤誠司准教授)

【1月号掲載】先端科学に親しみを ミュオグラフィアート展

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 「関西大学とアーティストのミュオグラフィアート展〜先端科学をアートで表現」が12月3日〜1月12日、関大博物館で開催された。先端科学のミュオグラフィを表現した絵画やデジタルアートなどが展示され、多くの人が訪れた。

 関大は、ミュオグラフィなどの最新科学を分かりやすく伝え、身近に感じてもらうためのサイエンスアートに注目。2017年1月にはミュオグラフィアートプロジェクトを総合情報学部に立ち上げた。同展は、関大ミュオグラフィアートプロジェクトと東京大国際ミュオグラフィ連携研究機構が連携して開催された。

 ミュオグラフィは、銀河系のかなたから何千万年もかけて地球に到着し、厚い岩盤を通り抜けられる素粒子「ミューオン」の透過性を利用した最新技術。火山やピラミッドなど巨大な物体を透視でき、新たな研究の材料として注目されている。

 展示物は関大生や学内外の絵画の専門家らによって制作。プロジェクションマッピングで表現したデジタルアートや錯覚現象を利用した文字の特殊アートなど、さまざまな形でミュオグラフィを表現した。中身を密度の低い空洞状態にすることでミューオンが通り抜けやすくなるという透過性を再現した陶芸作品もあった。担当者の山口卓也さんは「先端技術とアートの結び付きによる新たな表現を体験してもらえたと思う」と語った。

 同展に訪れた前田よしのさん(化生工・1年)は「ミューオンを使って火山の内部を細かく調べられることが興味深かった。新たな発見が多かった」と話した。【岩崎奈々】