よさこいサークル「漢舞(かんまえ)」が9月7、8日に大阪城公園(大阪市中央区)などで開かれた「第20回こいや祭り」に出場した。15回目の出場となった今年は4年ぶりに優秀賞を獲得。会場を大いに盛り上げた。
こいや祭りは2000年に始まった学生主体の踊りのイベントで、大阪城公園の太陽の広場をメイン会場に、大阪府内8カ所で開催された。全国から集まった約100チームの中から、漢舞は15年以来の優秀賞を受賞。目標としてきた、優秀賞8チームの中から選出される大賞は獲得できなかったが、代表の高田大地さん(シス理・3年)は「(優秀賞を受賞できて)とてもうれしかった。お客さんが多くて、踊っていて楽しかった」と話した。
20回目の開催となった今年は、記念企画としてリクエスト演舞が行われた。過去5年で優秀賞に選ばれた12チームの中から投票で1位になると、通常は2日間で1回しか踊れないメイン会場のステージで2回踊ることができる。投票はウェブサイト上で7月に実施され、漢舞は1位に。当日はよさこいを披露し、会場を沸かせた。
漢舞は02年に発足し、メンバーは約150人。関西大の学生を中心に、関西学院大や大和大からもメンバーが集まる。振り付けや衣装作りなどは自分たちで手掛ける。地域のイベントにも積極的に参加。
高田さんは今後について「お祭りに来てくれたお客さんを笑顔にし、ファンを増やしていきたい」と語った。 【前田絵理香】
