【3・4月号掲載】本を笑いに変えて 小学生が漫才披露

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 堺キャンパスで2月16日、17日に「ドッカンショー!読書感想笑劇会」が開催された。地元の小学生が2人1組の計6組で、本を読んだ感想を作文ではなく漫才で発表した。

 同イベントは、関西大なにわ大阪研究センター特別研究『なにわ大阪「笑い」文化再検討』班が関西演芸作家協会に協力して開催。子どもたちの発想力や表現力、批判力を養うことが目的だ。

  16日は実際に読んだ本の感想を言い合い、出てきた言葉をもとに、プロの演芸作家らの指導を受けながら台本を制作。17日には保護者や先生ら約50人の前で漫才を披露した。漫画以外であれば読む本は自由で、図鑑などで発表を行った組もあった。

 関西演芸作家協会の中島廣治さんは「本の感想を漫才で表現することによって多くの疑問や発見を言いやすくなる。子どもたちの自由な発想を奪わないためにも続けていきたい」と語った。

 漫才を終えた小学生は「大勢の前で披露するのは緊張したが、とても楽しかった」と話した。            【岩崎奈々】

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