【3・4月号掲載】本の帯 自ら制作 書評など書店並ぶ

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 MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店では、1月16日〜2月15日に関大生が制作した本の帯と書評を活用した展示販売が行われた。初日には本の陳列体験やメッセージボードの制作なども行った。

 展示販売は特別講座「書評のススメ!」の関連企画として開催。17人の受講生は芝井敬司学長、紀伊国屋書店、丸善雄松堂によって昨春実施された読書啓発企画「新入生に贈る100冊」から本を選び、専門家の指導を受けながら本の帯や書評を制作した。

 同講座は丸善雄松堂、編集工学研究所、丸善ジュンク堂書店の協力を得て昨秋開講された、編集力を養う学習支援講座。読む力や書く力だけでなく、伝える力を身に付けることを目標としている。講座最終日は、作成の面白さや難しさなどの感想を発表し、今後の読者活動に役立てるため、意見交換を行った。

 講座に参加した、理工学研究科・博士前期の河内冬馬さんは「読者に読まれることを意識して書かなければいけないのが難しかった。」と語った。平田大祐さん(外国語・4年)は「専門家に直接教えてもらう良い機会だった。本の感想を自由に書けるのでとても面白かった」と話した。【岩崎奈々】

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