【7月号】2019年3月卒業生 就職率98.8% 業界の割合 均一になる傾向

2019年3月卒業生 業種別就職状況(提供=キャリアセンター、一部変更あり)

 キャリアセンターによると、2019年3月卒業生の就職率は98・8%。昨年の99%を0・2ポイント下回るものの、全国平均の97・6%を上回っている。業界別では、従来の金融一強ではなくなり、全体に占める各業界の割合が均一になる傾向にある。【川村仁乃】

 金融業界は17・3%と全体に占める割合が最も多いが、昨年の24・2%から大きく減少。銀行が採用を減らしている影響が大きく出た。一方、航空業界は強い。昨年は就職先ランキングの上位(4人以上が就職)を金融が8社を占め、航空は1社だったのに対し、今年は金融が2社に減り航空が5社に増えた。製造業は14・7%で昨年より2・1ポイント上昇。情報通信業(IT)は8・8%で、昨年の約2倍に増えた。

 職種別では総合職を含む事務系が45%と最も高かったが、全体に占める割合は右肩下がりを続けている。また、一般職の募集が減少し、事務系であっても総合職の求人が増えている。

キャリアセンター 充実の就活対策

 キャリアセンターは、3年生を対象としたキャリアサポートプログラムを、水曜5限を中心に開催している。プログラムは年間を通して計画的に構成され、就活に必要なスキルを学ぶことができる。キャリアセンター課長の池邊(いけべ)陽さんは、プログラムを続けて受けることを推奨し、学んだことを行動に移すよう呼び掛けている。

 一方、4年生に対しては「納得のいく結果がまだ出ていない人はキャリアセンターに相談に来てほしい。地元のハローワークの活用も勧める」と話した。

 今年4月に経団連と大学側が通年採用を推進することに同意した。キャリアセンターでは来年度のキャリアサポートプログラム開催時期を見直す方針。