
環境・バイオサイエンス学科の3年生5人が、丸八蒲鉾と須磨水産と共同で「ジュレdeかまぼこ」を開発した。学生が神戸の農水産物を使ったアイデアを提案し、企業や農漁業者と商品化を目指す「KOBE”にさんがろく”プロジェクト」でアドバイザー特別賞を受賞。2月9日〜24日に開催された「須磨海苔」新海苔フェアで限定販売された。
開発したのは、枝豆を練り込んだかまぼことチーズの層にノリのジュレが乗った新感覚のかまぼこ。パプリカトマトジュレを使ったものもある。電子レンジで温めるとチーズが溶け、よりおいしく食べられる。開発には多くの食材や調理方法を試し、試食会をするなど改良を重ねた。
メンバーの木崎詩恵さんは 「開発は難しかったが、おいしいと言ってもらえるとやりがいやうれしさを感じた」と話す。伊藤楓華さんは「5人で意見を出し合い形になっていくのが楽しかった」と振り返った。【川村仁乃】