大阪大学混声合唱団によるコンサート、「Joint Concert 2015 ~広がる歌の世界~」が7月12日、神戸文化ホールにて開催された。神戸大学混声合唱団エルデと奈良女子大学音楽部との共同開催。各大学がそれぞれの持ち歌を披露した後、総勢およそ200人の学生がオーケストラ伴奏付きの曲を合唱した。

 阪大混声合唱団は、谷川俊太郎作詞・三善晃作曲の「地球へのバラード」を合唱。強弱がうまく使い分けられ、巧みに演出されたパワフルな歌声が場内を圧倒した。男子部員が1人前に出て、詩を朗読する場面も。

 最後に全体で合唱したのは、ブラームス作曲の「哀悼の歌」と「運命の女神たちの歌」。学生合唱団では通常あまり演奏されない、ロマン派の名曲だ。総勢およそ200人の歌声とオーケストラが合わさった、調和しつつも大迫力のサウンドで、3合唱団は見事に歌いきった。

 「一番力を入れたのは、うまくいくように皆を総括すること」と語ったのは、実行委員長を務めた阪大の奥田さん(工・3年)。学生の合唱団が一般の市民オーケストラと共演するのは珍しいことだが、「学生側からオーケストラとやりたいという声があがって、それならこの曲はどうですか、と(指揮者の)斉田先生の方から提案してもらった」という。日程の都合もあり、他大学との合同練習は計6回、オーケストラとは2回だけ。それを気取らせない調和ある演奏だった。「普通はなかなかオーケストラとやる機会はないので、いい経験になった」。

 阪大混声合唱団は12月23日にも、いたみホールにて第57回定期演奏会を行う予定。

阪大混声合唱2
「地球へのバラード」を歌う阪大混声合唱団