結成初期からのメンバーである副部長の出口瑛理さん(文・3年)に話を聞いた。結成の動機は自主制作のアニメを作りたいという気持ちからだったという。そして他の美術部員やアニメ制作に興味のある阪大生が入ったことで、今では10人にまで部員を増やした。  そんなスタジオ学歴貴ぞくは「基本を大切に」というモットーを掲げている。そのために他大学の同じようなサークルよりもデッサンに重点を置き、週に2回は部員で集まって、デッサンの練習をしている。その成果もあり、アニメーション制作に関してはまったくの初心者だった部員が、独学で一からアニメーションを作れるようになるまでに成長した。実践的な練習としては部内でのコンペティションを何度も行って、部員の技術力を高めているそうだ。  そのおかげで、昨年の10月と11月には、それぞれ「ハンダイ映像祭2013」と「まちかね祭」の中で映像作品を初めて上映できた。ハンダイ映像祭とまちかね祭の両方で上映されていた「カナコは人間をやめた」という作品はYou Tubeで見ることができる。今は2015年3月に開催される「東京アニメアワードフェスティバル2014 コンペティション部門」に出品するために、部員の技能のさらなる向上を目指して日々練習し努力しているという。 この記事の写真はこちら→https://www.facebook.com/photo.php?fbid=585608674853174&set=a.455056621241714.1073741825.355334497880594&type=1&theater