大阪大は27日、新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮した新学期の講義・研究などの実施について公式ウェブサイトで発表した。

 授業は令和2年度標準学年暦の通り、4月9日から始まる。しかし全学共通教育科目、学部1年次対象の専門教育科目、教職教育科目は4月20日開始となる。また4月30日までを「特別配慮期間」とし、期間中の全ての授業を大阪大学授業支援システム(大阪大学CLE)を使ったオンライン授業で実施するとした。やむを得ず講義室などで授業をする際は必ずマスクを着用する、部屋の換気に努めるといった規則を提示した。授業によっては大阪大学CLEに加え、学務情報システム(大阪大学KOAN)、Zoomをはじめとするオンラインツールを利用することがある。詳しくは各授業の担当者に任されている。実験、実習、実技の授業ではガイダンスを大阪大学CLEで行い、安全確保を徹底した上で講義室などを使う場合もあるとした。

 5月初旬の連休明けからの授業については4月30日までに改めて通知される。関西の他の大学も授業の開始を遅らせるといった対応を相次いで発表している。

 入学行事が大幅に変更

  新型コロナウイルスの感染拡大は、新入生に関わる行事に特に大きな影響を与えている。入学式とオリエンテーション、定期健康診断、図書館オリエンテーションが中止になった他、授業開始が4月9日から20日になったため履修登録の期間も遅らせる。一部の学部の学部別履修指導および書類の提出と学生証の交付、教職課程ガイダンスは、集合場所、集合時間を分散するなど変更して実施する。3月19日に4月中の分散開催が発表されていた課外活動オリエンテーションは延期し、5月上旬から分散して行う。終了日は未定。

【児玉七海】