
「おはこ文化祭」が12月1日に石橋商店街で開催される。大阪大の学生団体「石橋×阪大」と石橋商店街が主催する。今年で6回目。商店街の店に一般企業や学生サークルなどを交えた60を超える団体がワークショップやステージ講演、露店での物販などの企画を行う。子供向けのスタンプラリーやゲームコーナーも設置され、例年幅広い世代の人が訪れる。
おはこ文化祭はもともと阪大の文化祭であるまちかね祭を石橋でも行おうと「石橋×阪大」が商店街側に提案し始まった。「おはこ」は毎月18日に各店の一押しの十八番(おはこ)商品を特別価格で販売する石橋商店街の取り組み「おはこ市」に由来する。商店街の活性化や阪大生と地域の交流が目的。
「石橋×阪大」は阪大生の有志からなる団体で、豊中キャンパスに通う多くの阪大生とその最寄りの石橋商店街をつなぐ活動をしている。代表を務める浅田圭佑さん(経・4年)は「(おはこ文化祭が)阪大のサークルと石橋商店街を結ぶ一つのきっかけになってくれたら」と語る。
【田中夏生、写真は児玉七海】