大阪大は1日、2021年度以降の入学者選抜に関する公表事項のうち、英語民間試験に関する事項の見直しを発表した。文部科学省が同試験の実施見送りを発表したことを受けての決定だ。

 阪大は昨年10月、英語民間試験の成績を出願資格として活用することを発表していた。今年7月には特別な事情により英語民間試験を受験できない場合に、文部科学省の負担軽減措置とは別に独自の措置を取ることも表明し、導入の準備を進めていた。

 英語民間試験の成績については、国立大学協会が18年3月に入学者選抜への利用を原則とする方針を示していた。一方で東北大や北海道大が導入を見送り、東京大や名古屋大は成績提出を必須としないなど、旧帝大のなかでは足並みの揃わない部分もある。導入を予定していた大学は、29日に対応を公表するという。

 阪大は今後、文部科学省等が詳細を公表した後に、英語民間試験の取り扱いを決定するとしている。

【塩澤広大】