大阪大のマスコットキャラクター・ワニ博士のモチーフとなった、マチカネワニの実物大復元模型(頭部)が、大阪府吹田市の「生きているミュージアム ニフレル」で展示されている。「実際の頭骨から忠実に復元された実物大の復元模型があるのは世界でニフレルだけ」と大阪大学総合学術博物館の上田貴洋さんは言う。

ニフレルの担当者がマチカネワニの存在を知っていたことから、2015年春に話が持ちかけられた。理学部F棟ロビーにあるマチカネワニ頭骨と下顎の骨のレプリカを貸し出し、前脚から頭にかけての姿が復元された。

復元模型は、動物たちが気ままに行き交うニフレル内の「うごきにふれる」ゾーンに、思い出の写真が撮れるフォトサービススポットとして展示されている。スマートフォンや手持ちのカメラでも、復元模型と一緒に写真を撮ることが可能だ。

「これをきっかけに博物館の実物化石も見にきてほしい。本物を見ると絶対にびっくりするはず」と博物館の伊藤謙さんは話す。お気に入りのマチカネワニの部位は鼻。「鼻先から全体を見ると、また違ったマチカネワニが見える」。博物館の年間来場者2万人のうち、学内関係者は1割に満たない。伊藤さんは「もっと学生さんに来てもらいたい」と話した。