阪大生がよくツイートしている言葉は何か。Twitterアカウント「阪大つぶやき解析(@handai_tw_big)」では、阪大生のツイートを1日に5回集計し、結果をツイートしている。
 「NHK(のテレビ番組)でやっているのを見て、阪大版があれば面白いと思って」。林良祐さん(理・3年)は、自動で集計やツイートを行うプログラムを作り、ことし3月ごろから解析を始めた。プログラムでは、時間ごとにアカウントのタイムラインのツイートを取得し、単語ごとに分解。同じ動詞や名詞が何件あるのかをカウントし、結果をツイートする。
 徐々に集計対象を増やしていき、まちかね祭期間中は「留年王」、テスト前には「テスト」が多くなるなど、阪大での出来事に関連する言葉が見られるようになってきたという。だが、普段は「思う」や「言う」といった言葉が多くなってしまうのが課題だ。「もっと精度を上げたい」と話す林さん。一般的な動詞は自動的に除くようにしたいが時間がかかるためなかなか取り組めずにいる。また、集計対象となるユーザーを増やすことも目標だ。ユーザーが阪大生かどうかの判断が難しく、知人や1年生に偏っているのが現状。まんべんなく集め、1分間に20件ほどのツイートを確保したいという。
 最終的には、「みんなが面白がってフォローしてくれるようにしたい」と林さん。少なくとも卒業までは続けていくつもりだという。「他にやりたい思っている人がいたら、手伝ってくれれば」とこぼした。