同大院生が企画展開催 トルコの反原発運動を紹介

 トルコの原発反対運動を紹介するミニ企画展「原発とたたかうトルコの人々」が9月11日から30日まで立命館大国際平和ミュージアム(京都市北区)で開催された。主催者は同志社大グローバル・スタディーズ研究科の森山拓也さん。2015年2月から約3年かけて現地でカメラに収めてきた写真や解説パネル、映像によってトルコの原発問題を紹介した。

 大学時代から中東地域について研究していた森山さん。11年に東京電力福島第一原発で事故が起きて原発問題が話題になったことを機に、トルコの原発反対運動に関心を寄せ、調査を始めた。

 今回の展示は、大学院での研究をもとに企画。主に日本政府がインフラ輸出を目的として建設準備を進めるトルコ北部の県、シノップでの原発反対のデモやコンサートを行う様子を紹介した。来場者は、お祭りのように踊りながら日本政府が掲げる原発輸出に反対するデモ行進をするなど、日本ではあまり知られていない現地の原発反対運動について学んでいた。

 森山さんは「トルコ政府が原発輸入に好意的でも、それは人々の総意ではない。現地の市民の声に耳を傾けてほしい。今後は研究で得たネットワークや知識を使って、一般市民向けにも情報発信をしていきたい」と語る。展示で使用されたドキュメンタリー映像は、10月にドイツのベルリンで行われる国際ウラン映画祭で上映される。【谷健生】

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