京田辺校地は大きな混乱なし JR脱線事故

通学途中の在学生が負傷した同志社大。京田辺キャンパスでは目だった騒動や混乱した様子はなかったが、授業後の休憩時間に学内放送が事故を知らせた。インターネットや人からの話を通じて事故を知った学生もいた。同大学生課によると、25日の授業を欠席すると連絡した学生が多くいたという。また、対策本部のある今出川キャンパスと比べて情報が少ない様子だった。

 事故当時は午前10時45分からの2限の授業に出席する学生が乗車していたと思われる。しかも、マンションに進入した運転席側先頭車両は同志社前駅の改札に近く、多くの同志社の学生が乗車する。同志社大によると25日夕方現在、21人の学生が重軽傷を負っているが、今後も負傷者の数は増えると予想される。

 JR同志社前駅の駅員によると、午前10時ごろから同駅や木津駅から発車する学研都市線の快速は、同線京橋駅または同宝塚線(福知山線)尼崎駅で折り返すようになった。不通となっている尼崎〜宝塚間は阪急電鉄で振替輸送を行っている。

 直通するJR学研都市・東西・宝塚線は大阪市内や北摂、阪神地区から京田辺キャンパスへ通う自宅生が主に利用する。4限の授業終了後の午後5時ごろ、同志社前駅では学生たちが事故の知らせを書いた貼り紙を見ながら改札を通っていた。現在電車が発着していない同宝塚線の猪名寺駅から通学する経済学部2年の男子学生は「今日は午後6時までに(同線)伊丹駅までアルバイトに行かないといけないのにどうしよう。明日までに復旧するか気がかりだ」と焦りを浮かべた。

 また、同東西線北新地駅から利用する同志社女子大1年の学生は「(事故を起こした)JRの謝罪の仕方は、紙に書いてある文章を読むだけでよくない。きちんと謝罪するべきだ」と批判した。3限の体育の授業で、講師が事故の影響で来られない学生を考慮して、遅刻や欠席を認めたという。

 同志社大では、事故に巻き込まれたり事故で電車通学ができなくなったりした学生は、各学部の事務室に直ちに連絡するように指示している。26日の授業は通常通り開講する。
 

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