【9・10月号掲載】鳥人間コンテスト出場 京都大鳥人間チーム

 京都大鳥人間チームShootingStarsは、年に一度行われる「鳥人間コンテスト」に出場すべく、人力飛行機の設計・製作をしている。7月27、28日に行わ れた鳥人間コンテストでは人力プロペラ機部門に出場した。 

 京大鳥人間チームには、現在1年生16人と2年生17人が在籍する。普段は吉田キャンパスの西部講堂に集まり、鳥人間コンテストの出場を目指して人力飛行機を作っている。製作は精神的・ 体力的に大変なときもあるが、自分がやらないと完成しないという責任感が原動力だ。 

 今年製作した飛行機「叢雲改二(むらくもかいに)」は、前に付いていることの多いプロペラが機体の後ろに付いているのが特徴。悪天候などが原因で、通常は年に4、5回行うテストフライトが1回しかできなかった。 本番の記録は197.97メートルで、記録が出た11チームの中では最下位だったが、代表の森新 さん(農・2年)は「意味のある記録」と話す。「作った飛行機が飛んだことそのものがうれし い。自分たちの実力がどの程度か実感することができ、次に向けての意欲になった」と語った。      

【大林嵩幸】

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