【3・4月号掲載】折り紙通して国際交流 留学生ラウンジ「きずな」

 留学生ラウンジ「きずな」が2月28日、国際交流セミナーハウスで「おりがみワークショップ」を開いた。国際交流が目的で、中国やイギリス、タイなど10の国や地域から来た留学生と日本人学生合わせて12人が参加した。

 学生らはボランティアグループ「おこしやす折り紙」の講師からかぶとや八つの部品を組み合わせて作る星型のオーナメントの折り方を教わった。初対面でぎこちなかった参加者が折り方を互いに教え合い、出来上がった作品をスマートフォンで一緒に撮影して打ち解け合う姿が見られた。互いの国の文化や専攻について話す時間も設けられた。

 マダガスカルからの留学生は「日本の伝統文化の中でも特に折り紙に興味があって参加した。初対面の人とも楽しく話すことができた」と振り返った。

 きずなは2002年の設立以来、月に1回程度日本の伝統文化に触れるワークショップや体験教室を行い、留学生と日本人学生が交流する場を作っている。     

【田中穂乃香】

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