【9・10月号掲載】陸上部 東大と英遠征 現地大学に交流戦勝利
合同チームのメンバー(提供=紀平直人さん)
京都大陸上競技部は東京大陸上運動部と合同チームを組み、英オックスフォード、ケンブリッジ両大の合同チーム「アキレスクラブ」との交流戦を8月6日、ケンブリッジ大の競技場で行った。京大・東大チームが勝利した。
アキレスクラブは1928年に早稲田大と交流戦を行うなど、長らく日本の大学と交流を続けてきた。
日本陸上競技連盟は今年の世界選手権開催地がロンドンであることにちなみ、アキレスクラブとの交流戦を企画。京大・東大が選ばれた。
京大からは6人、東大からは31人が参加。トラック種目のほか、砲丸投げなどフィールド種目が行われ、ポイント制で競われた。中長距離種目はアキレスクラブが優勢だったが、短距離やフィールド種目は日本勢が強さを見せた。
現地滞在中は、ロンドンで世界選手権の100メートル走などを観戦したという。
遠征に参加した紀平直人さん(人間・環境学研究科・修士)は「敵味方関係なくたたえ、お互いを高め合えた。交流戦なので勝ち負けに引っ張られず、陸上は楽しいと思った」と話した。
2020年の東京五輪に合わせ、アキレスクラブの選手が来日する計画もあるという。【田林航】