京大、インターネット出願導入へ コンビニやクレカで支払いも 

 2017年2月の学部入学試験などからインターネット出願を導入することを10日、京都大が発表した。

 出願期間中は募集要項を取り寄せることなくインターネット上で24時間出願することが可能になる。導入により、紙による出願は廃止される。学部編入学試験や大学院入試へも順次導入する予定。ウェブ出願システムは今後公開される。

 入学検定料は、コンビニエンスストアやクレジットカード、銀行ATMで納付することができるようになる。なお、銀行窓口での納付は廃止するという。

 全国の大学が出願のネット化に取り組んでいる。入試企画課の担当者は 「私立の5割くらいが行っていて、環境も整ってきたと考えて(実施に至った)」と話す。全国で初めて完全ネット化を実施したのは近畿大。2014年度の入試から、手書きの願書を止め全てインターネット上で出願する「エコ出願」を行っている。

 入試企画課によると、 近大ではエコ出願を始めた際、ネット環境が身近になかった出願者が5人ほどいたという。京大も同程度と想定されるため、個別に対応する予定だ。

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