「絶対に容認できない」 京大ストに刑事告訴を検討
吉田キャンパス吉田南構内で行われたストライキに対し、京都大が28日に公式ホームページでコメントを公開した。吉田南1号館を封鎖した行為を「絶対に容認できない」とし、対処を検討しているという。
「10・27京大ストライキ決行中」などと書かれたバリケードが吉田南1号館の入口をふさぎ、スピーカーを手に「反戦」などを呼びかける学生の声が現場には飛び交った。「学生の教育を受ける権利および教員の教育を行う権利と責任が侵害されるとともに、研究や事務業務の遅滞も発生しました」と、京大は一部京大生を含む多数の学外者を「大学において教育研究を妨害する行為は絶対に容認できません」と非難。今後は同件を威力業務妨害罪に当たるとし、刑事告訴も含めた厳正な対処を検討していく姿勢だ。
「大学=授業=支配をぶち破る」とし、ストライキを実行した京都大学全学自治会同学会中央執行委員会は、30日にストライキの歴史と原理についての学習会を開く予定。
◎京大で反戦スト 吉田南1号館を封鎖
http://www.unn-news.com/clock/2015/10/27/1027/