大学発ベンチャー 大枠固まる

 京都大は9月2日、国からの認定を受けた事業「京都大学イノベーションキャピタル」の設立についての説明会を行った。医学分野などへの投資や学生向けの起業家教育を行う取り組みで、投資規模が5年で最大50億円になることを推定している。社長には武田薬品工業元執行役員で京大の産官学連携本部本部長補佐の樋口修司氏が就任する。

「プロジェクトは順調に進んでいる」と産官学連携本部の職員は話した。今後は、ファンドを形成した後、投資先の選考や選考基準を出資者と相談して決めていく。また、投資先を選別するキャピタリストの採用は「京都大学イノベーションキャピタル」の設立後に順次決定する。キャピタリストの人数や採用の選考基準は9月25日現在未定だ。

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