【3・4月号掲載】京都外大 PCC 絵本でカンボジア支援

京都外国語大の国際貢献サークル「Picture books for Cambodian Children(PCC)」。メンバーは約10人で、カンボジアの子どもたちに手作りの絵本を届けている。
PCCはカンボジアの識字率向上を目的として2002年に結成された。絵本の制作は約1年かけて行い、物語や絵の考案、英語訳などを学生が手掛ける。今年は「時間を守る」ことや「あいさつをする」といった道徳的なテーマで絵本を制作した。
メンバーは毎年カンボジアを訪れていて、今年は2月11〜19日に足を運んだ。子どもたちに絵本を渡し、読み聞かせをするなどして交流を行った。
代表の川崎有紗さん(同大・2年)は「絵本を渡すときや読み聞かせをしているときの子どもたちの笑顔がうれしい」と話す。今後の活動については「カンボジアの子どもたちにさまざまな世界を知ってもらえるような活動をしていきたい」と語った。【前田絵理香】
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