【3・4月号掲載】近大生飲酒で死亡 両親が6人を告訴
共同通信社によると、2017年に近畿大2年だった登森勇斗さん=当時(20)=がテニスサークルの飲み会で酒を一気飲みして死亡した問題で、両親が昨年12月、飲酒後に適切な処置を取らなかったとしてサークルの学生6人を保護責任者遺棄致死容疑で告訴した。登森さんは数十分間にビールジョッキ2杯のウオッカを飲み酔いつぶれた。他の学生が別の場所に運び寝かせていたが、翌日呼吸はなく緊急搬送された後死亡が確認された。
大学はサークルの学生らに聴取したが、飲酒の強要を確認できなかったためこれまで公表していなかった。今後、検証委員会を設置し詳しいいきさつや飲酒の強要が常態化していたか調べを進める。【川村仁乃】
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