文部科学省は10日、2018年度科学技術分野の文部科学大臣表彰の受賞者を発表した。科学技術研究者の意欲や科学技術の水準を向上させることが目的。関西の大学から、科学技術賞に12人、若手科学者賞に11人選ばれた。
 科学技術賞では、モバイルネットワークの性能解析技術を研究する大阪大の東野輝夫教授(情報工学)と山口弘純准教授(モバイルコンピューティング)らが受賞。40歳未満の研究者が対象の若手科学者賞には、電気化学的エネルギー変換材料を研究する京都大の松井敏明准教授(電気化学)らが選ばれた。
 表彰式は17日に文部科学省(東京都千代田区)で行われる予定。【山本秀明】